平成24年防衛省記録(26分55秒)
【命名・進水式】掃海艇「はつしま」JMSDF
平成25年12月6日にジャパン・マリン・ユナイテッド株式会社 横浜事業所 鶴見工場において執り行われた、新掃海艇「はつしま」の命名進水式の映像です。(2分40秒)
「はつしま」の概要
艦艇名の由来
掃海艇の名称は島の名、海峡の名を付与することが標準とされています。
「はつしま」は「えのしま」型掃海艇の3番艇であり、引き続き「島の名」から選出することとされ、海上自衛隊の部隊から募集しました。
「はつしま」(初島)は、静岡県熱海市にあり、鎌倉時代の和歌にも詠まれた由緒ある島です。知名度も高く、隊員の士気及び艦に対する愛着心を高揚するに十分であり、新造艦艇の名称として適当であると考え、防衛大臣が決定しました。
[性能要目]
基準排水量:570トン
全長・全幅・深さ:60.0 ・ 10.1 ・ 4.5 (m)
機関形式(軸数):ディーゼル2基(2軸)
馬力:2200PS
最大速力:14ノット
主要装備:20ミリ機関砲 1基、掃海装置 1式
「はつしま」の特徴
「はつしま」の特徴は、船体材料にFRP(Fiber Reinforced Plastic、ガラス繊維等をプラスティックの中に入れて強度を向上させた複合材料)を採用していることです。FRPは、従来採用の木製と比べて耐久性に優れるため、艇の寿命が木造船と比べて大きく延伸されることが見込まれます。
また、腐食が少ない上に、強度を確保しつつ軽量化できる利点があります。
海上自衛隊、掃海艇「はつしま」
(日本)